嵐の前の一風堂とホルモン焼き②:長野ダイハツ-穂高店

嵐の前の一風堂とホルモン焼き②

2011年01月08日

長野ダイハツ-穂高店 at 08:00 | 年越し東京見聞録

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一風堂を出て、

しばらく歩く・・・

歩く・・・歩く・・・・ひたすら松本の街を歩く。

駅周辺は人で賑わっていたが、

うら町へ向かうとほとんど見かけなくなった。

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少年の胃袋に少し余裕が出てきた。

時刻は22時少し前。

終電までは1時間ほどあるのでもう一軒行くことになり、

串かつ屋で一杯呑むことになった。

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少年は「龍馬伝」総集編を食い入るように観賞している。

僕は話し相手がいなくなってしまったので、

再び家でのんびりと年越しをする妄想に耽っていた。

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終電まであと20分。

そろそろ店を出ないとまずい。

しかし、二人ともどこか消化不良である。

明日以降は休み。

別に始発で帰ったって問題は無い。

　　「どうする？」

　　「あ～別に始発でもいいですよ」

そうこうしているうちに終電の時間は過ぎてしまった。

日付は変わって今日は大晦日。

僕たちは朝まで呑み続け、店を追い出された後はファミレスで時間を潰した。

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ファミレスでまったりと時間を潰す。

早朝5時なのに、お店にはお客さんで溢れている。

皆、飲み歩いた後なのかグッタリとしていた。

ふと、飲み屋で隣に座った人の会話を思い出した。

　　「世界中を旅している途中なんです。次はベトナムに行ってその後アフリカに・・・・」

その話を思い出した僕は思わずつぶやいた。

　　「世界中を旅するなんてうらやましいなぁ」

それを聞いた少年が言った。

　　「僕もどこか行きたいです!」

　　「とりあえず今日は東京でも行こうかなぁ」

　　「いいねぇ。年越しは向こうでイベントにでも参加しようか!」

・・・当然ではあるがこの会話は冗談であり、

寝てない僕らは帰って睡眠をとるつもりでいた。

しかし、

　　「大晦日を・・・いや、2010年の最後の日を寝て過ごすなんてもったいないだろ!!」

この僕の一言が背中を押すことになった。

・・・・・それからおよそ3時間後

嵐の前の一風堂とホルモン焼き②