年越し東京見聞録(20) お台場
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足止めを食ったものそれはTOYOTA MEGAWEBだ。
トヨタ車やレクサスはもちろん我がダイハツの車も展示してあるのだ。
なぜか我々は見慣れているはずの新型ムーヴとタントをじっくり見始めた。
そこでムーヴを検討していたのであろう幸せそうな夫婦がいたので、少年とムーヴのセールスポイントを交えた小芝居をした。少年はめんどくさそうであったが、明後日には初売りがあるのでカンを取り戻すのにはちょうどよかった。
夫婦が去った後『あの夫婦買ってくれるといいね。しかも長野から来ていて初売りでバッタリなんて事があるかもね』と冗談のつもりで言ったのだが少年は『はっ!?なに元旦から寝言言ってるんですか?初夢でも見てるんですか?』と言われてしまった。どうやら小芝居に無理やり付き合わされたのが不満だったらしい。
またスネられてしまっては困るので、なにかご機嫌にさせるものはないかと辺りを見回す。
すると少し先で猿回しをやっている。
『ほらっボクぅ~猿回しやってるよ~』と園児をなだめる保育士風に言ってみたのが間違いだった。
僕が猿回しに夢中になっている間に少年はどこかに行ってしまった。どうやら卯年の少年にとって興味のある動物はウサギだけだったようだ。
仕方なく少年を探し回る・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いた!!
センチュリーをご検討していらっしゃる。
センチュリーが欲しいの?と尋ねると『僕はセンチュリーが欲しいんじゃなくてセンチュリーに乗るような男になりたいんです!』と言うので『買えばいいじゃん』と言うと『あ~もうわからない人ですね~』と怒られてしまった。
『わかりますか?この感じが似合う男になりたいんですよ!』
・・・・つまり運転手を雇える男になりたいという事らしい
なんとコメントしていいかわからないが、いつまでも夢を持っている少年を僕は羨ましく思った
つづく・・・
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