年越し東京見聞録(8) 池袋

長野ダイハツ-穂高店

2011年01月13日 22:00

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その鉄板焼屋さんでは全国のB級グルメな鉄板焼があって 私は迷わず富士宮焼きそばを注文した








もちろんこれは焼きそば好きなマコトを意識してのことだが 少年は全く気づかない



電車の中からマコトという役を着々と固めてきているのに全く気づかないのだ



それどころか注文をとりにきたウェイターが『萌え声』だったことで完全にメイド喫茶を思い出してしまったらしく
運ばれてきたビールに美味しくなるおまじないをする始末




完全にふざけている




しかし私は今 『眼光は鋭いがダルさを隠しきれない……が うちに秘めた炎もあるけどやっぱりツッコム時はツッコム10代のマコト』を演じているためツッコミをいれたが
音響さんと照明さんがいなかったせいかドラマのマコトのようにピリリと効いたツッコミはできなかった





萌え声のウェイターさんはどうやら新人らしく オッチョコチョイな感じであったが
少年は完全に彼女の笑顔にハマっていた






思えば私も最初の頃 『サービス業に向いてないな…』と何度も思ったし 少年は未だにお客様と話すときに噛むし……




正直あの新人ウェイターは 私や少年より高い位置からスタートしてる感がある





なぜなら



秋葉原のメイド達はプロの洗練されたおもてなしを出来ていた


しかしこの新人のウェイターさんからも おもてなしの心というのがヒシヒシと感じれた



つまり おもてなしの心というのはベテラン・新人関係なく その個人がお客様をおもてなそうという気持ちで決まるのだと思うからだ



あの新人ウェイターさんは先輩に比べれば仕事は出来ないのかもしれないが

『おもてなしの心』という基本は完璧だと思った



そんな彼女を見て私は 基本の心を忘れてしまってはないかと自問してみたいと思う










昔観た美味んぼで『おもてなしというのはただ高い料理を提供すればいいってわけじゃない!!!
おもてなそうというまごころが大事なんだ!!!』
というような話があったのを思い出した





私がこんなことを考えている間 少年は大口を開けて笑っている





秋葉原の時と同じように満足そうな感じである






池袋の街もとても楽しかった






















『ブクロにキングなんていらねーんだよ!!!』っていうセリフを西口公園で叫びたかった



正直あの新人のウェイターさんは メイド喫茶に向いてると思った




                       つづく・・・

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